2015年05月11日

「便育」について、川崎市公営保育園研修会で講演させていただきました。

 川崎市公営保育園保育内容研究部会2グループでは、昨年と今年度で「心も身体も心地よい生活〜よい排便を手がかりに〜」というテーマで研究を進めて来られました。その中で拙著絵本も活用してくださり、講演にも呼んでくださいました。「排便指導」については、食べるものに注意が向きやすいのですが、実は食べ物だけでなく、運動量や睡眠、水分摂取なども深くかかわっています。中でも運動不足は一番の便秘の原因となっています。そして「運動」すなわち身体を動かして元気に遊ぶことは、食生活や早寝早起きのリズムなどを改善するのにもっとも効果的な方法なのです。
 また「排便指導」はどうしても大人からの上から目線で指導してしまいがちなのですが、子ども自身が自分の排泄物を関心をもって「みる」ということも大切なことなのです。排泄物はカラダの調子を知らせてくれる役割を持っていますから、「みる」ことで健康管理ができるわけです。幼いころからそんな習慣をぜひ身に着けてもらいたいと思います。
posted by あれこれ at 00:00| Comment(0) | 便育
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