年度末のこの時期に毎年子どもたちが土で作った「自分自身」を三日三晩火の番をしながら焼くのだそうです。
この日は火入れの3日目、次の日には窯出しするそうです。
6〜7メートルある窯の入り口から薪をくべると、7メートル先の煙突の先から炎がすごい勢いで吹き出します。
(暗闇の中にかすかに炎が見えるのですが・・・)
窯の入り口を覗いてみると、「まるであの世を見てるみたいでしょ?」と園長先生。なるほど、確かに。
窯の中は炎が充満しています。こんなに奥行きのある炎を見るのは初めてかもしれません。透明なオレンジ色の中に子どもたちの「自分自身」が沢山見えました。幻想的でした。
火を囲んで、飲んだり、食べたり、話したり、子どもも大人も、卒業生もほっこりできる時間です。