2015年01月18日

遊具とアートの融合

ニース駅の近くの公園で素敵な遊具を見つけました。

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フランス語が解らないので、
せっかくの看板になんて書いてあるのかが
わからなくて残念・・・(*^^)v

大きな魚を模した物、
巨大タコ
ウミガメ
いるか
くじらのしっぽ
などなど

無垢の木を使った重厚感のある遊具です。
動物たちの懐に抱かれるように
子どもたちはしがみついたり、
よじ登ったり・・・・。

芸術作品としても一見の価値があります。

大きな魚?の遊具
魚の頭
タコのブランコ
タコのブランコ
posted by あれこれ at 15:27| Comment(1) | 日記

2015年01月12日

フレネ学校

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これは子どもが活版印刷の文字組を行っているところです。

セレスタン・フレネが始めたフレネ教育を行っている学校の見学に行ってきました。
今回は南フランスのヴァンスという街の山の上にある学校でした。

尾根の上にに学校があって、尾根から沢までが子どもの遊び場になっていました。
沢までの斜面は結構な急勾配ですが、夏はランチを持って沢まで降りて遊ぶそうです。

フレネ学校では「テキスト」という作文を中心としたプログラムがベースになっています。
子どもたちが感じていること、イメージすることを文章にして、それに絵や粘土、歌やダンスという表現技法が組み合わされます。

クラスは3〜5歳児クラス、6〜8歳児クラス、9〜11歳児クラスの3つに分かれています。
写真は全て一番小さなクラスのものです。

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小さなクラスのまだ字が書けない子どもは、
しゃべったことを大人に文字にしてもらいます。
それを上からなぞって文字の勉強をしてゆきます。

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自分自身で書いた文字や活版印刷の文字と絵を組み合わせて
ドキュメントをつくってゆきます。
そしてこれらをまとめて本にして販売するのです。

売上金は子ども達で組織された協同組合が管理します。

子ども達は一日に何度もミーティングを行います。
近頃気になったことをお話したり、作った作文を披露したり、
表現する子どもの表情はとても誇らしげです。

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フランスに行く前に
にわか勉強で見聞きしていたフレネ教育と
今回の見学地でのフレネ教育は
かなりイメージが違っておりましたが、
どうやら本場フランスでも、
フレネ教育にはいくつかの流れがあるようです。

もう一つぐらい別のフレネ学校を見てみたかったな・・・・
と思いました。
posted by あれこれ at 14:42| Comment(358) | 日記